詰め替えと問題

  
EPSON 


                 
詰替インクは、車のガソリンが、車の製造メーカーが作った、エンジンに合わせて、提供しなければならないように、プリンターメーカーが作った、それぞれのプリンターや純正カートリッジに対応しなければなりません。
詰替インクに置いても、いろいろ難問があり、世界中の関連業者がその対策に知恵をしぼって対応してきました。特にアメリカの業者による貢献は大きく、純正インクの後追い追随だけでなく、その域を越えた新しい歴史の1ページが開かれるかもしれません。
詰替業者が直面してきた難問、エプソンICチップ、hpのカートリッジNO、エプソンの新顔料インク、その他いろいろな問題があります。


 
1.エプソンICチップの問題
ICチップは、インクの状況を記憶するためのもので、プリント毎に、インクの使用状況が更新され、記録されます。
従って、インク切れが発生すると、この状態がICチップに記録され、インクを補充しても、ICチップの内容を書き換えない限り、インク切れと認識されてしまいます。
写真左は、IC5CL05というカトリッジです。正面下に、ICチップが見えます。写真右は、IC5CL02で、ICチップがありません。現在エプソンのカトリッジには、殆どICチップが取り付けられています。従って、
ICチップ付きのカートリッジの場合は、、内容書き換えの為のリセッターが必要です。(操作は簡単です。)
写真下左は、ICチップを取り付けた状態の写真です。右は取り外してその裏側の写真です。このように独立した形で存在します。
チップは、カッターナイフ等で簡単に剥がすことができます。

(このように取り外した1Cチップを用いてアメリカ製のVE(バージンエンプティー)カートリッジを、、国内用に改造して使用する方法もあります。)

●エプソンカートリッジに付けられた、ICチップのいろいろ


次々と新しいICチップが作られ、それに対応するためのリセッターも進化しました。下図(左)旧タイプリセッター下図(右)2003年頃より普及し始めた新タイプのリセッター
     
    (旧タイプリセッター)                        (新タイプリセッター)

EPSON独立カートリッジの詰替えと問題
EPSON独立カートリッジは左写真のように複雑な構造を持ち、前記の一体カートリッジのように排出口からインクを押し込む方法では、インクを詰替えることはできません。また、一度詰替えに失敗すると、、詰替えできなくなってしまいます。

2.hpのカートリッジNO記録の問題
hp社では、インク切れの管理を、カートリッジに個別の番号を付けることにより、行っています。すなはち、インク切れが発生したカートリッジの番号を、プリンタ内のメモリに記録しておき、インクを補充して再使用をしようとしても、インク切れと認識されてしまう事があります。
インクの残量が、満タンに成らない場合でも、プリントそのものには支障がない場合が、殆どの様ですが、印刷できないケースも、たまにあると言われています。プリンターに記憶される、カートリッジの数は3個までと言われ、4個のカートリッジがあれば、この問題は解決しますが、別途の方法もあります。
hp社残量管理対策
インクの詰替補充を行っても、プリント出来ない場合の対策として、一番簡単な方法として次のような方法があります。
●使用済みカートリッジを4個以上使う。

    
カートリッジ1 カートリッジ2 カートリッジ3 カートリッジ4
記憶している 詰替補充

プリンターに記録されている、使用済みカートリッジは、過去に使用した3個迄のカートリッジですから、それ以外のカートリッジを使えば、満タンと表示されます。このように4個以上の空きカートリッジがあれば、特別な操作をしなくてもこの問題は解決することができます。